日本におけるサイコロゲーム

もし皆さんがサイコロを使ったゲームをすることがあれば、人類が4千年以上前にもサイコロを使って遊んでいたという事実に思いを馳せてみてください。サイコロは最古のギャンブルです。簡単に作ることができ、無数のエンターテイメントにとって無くてはならない道具です。私たちは、千年以上前に生きていた人類は、現代人ほど頭が良くないと思いがちですが、それは大きな誤解です。人間の脳の中で起こる大きな変化について考えれば、当時の人々と今の私たちとの間の時間差など、取るに足らないものだからです。明らかに違うのは、テクノロジーです。とはいうものの、テクノロジーは代々受け継がれるもので、私たちが電話を使う時に、どうやって電話を作るのか、電話を発明するにはどんなことが必要だったのか、といったことをわざわざ学びはしません。電話を使うのにそれほど認知能力は必要ありませんよね。話が脱線しましたが、とにかくそんな大昔の時代でも、人々は今の私たちがするような複雑なゲームをする能力があったのです。

世界にはサイコロを使うゲームがかなり多くありますが、日本では驚くほど数が限られています。その中でも、人気がダントツ高いゲームを2つご紹介します。一つ目は「キツネ博打」で、非常に単純なゲームです。3個のサイコロを転がして、全部同じ目が出れば勝ちです。勝つと、賭け金の4倍の金額が賞金としてもらえます。ここで少しばかり。高校以来やってなかった数学をやってみましょう。サイコロには6面あり、勝つための組み合わせはどの目であれ6通りです。有り得る組み合わせの総数はもっとずっと多く、216通りです。これら二つの数を割り算すると36分の1になり、これが勝率となります。あまり高くないように見えますが、実際にはそう悪い確率ではありません。

さて本題に入りましょう。もう一つのゲームがかの有名な「丁半」です。このゲームをご存知ない方のためにご説明します。特にこのゲームに興味がなくても、日本の伝統と文化の一部となっているため、知っておくとよいでしょう。1つ目のゲームと違い、2個のサイコロを使います。また、サイコロの他に、サイコロを振るための竹でできたカップも必要です。サイコロを振る前に、プレイヤー達は丁か半のどちらかに賭けます。出たサイコロの目の合計が当たれば勝ちです。ほとんどの場合プレイヤー同士の対戦となり、賭博場は賞金から一定の割合を収益として取っています。この点はポーカーと似ていますね。このゲームは勝つ確率が50%と、完全に運のみで決まるため、大きな金額を賭けるのはお勧めできません。

歴史的には博徒がプレイしていたゲームですが、今日ではヤクザが主にプレイしています。通常は伝統的なルールを使い、畳に正座というスタイルで行われます。その単純さ故に人気が保たれており、日本の伝統的なゲームとして今後も失われることはないでしょう。

このゲームは、オンラインでプレイしたり、自分で選んだ特別なサイコロを購入して楽しむこともできます。特別ルールを考案してみるのもよいですが、それは一時的なものに限ります。丁半は特別な用具や、他のゲームのような細かいルールを学ぶ必要もないので、仲間と遊ぶには最適です。今回はここまでとなりますが、何か新しい情報を学んでいただけたでしょうか。次回のサイコロゲームで幸運が訪れますように!